【3】再春館製薬所とは? その1
ドモホルンリンクルでお馴染みの「再春館製薬所」ですが、昭和7年、熊本県岡田町に、人間が本来持っている自然治癒力・自己回復力を、漢方の考え方をベースに最大限引き出す商品開発を目的として設立された製薬会社です。
その企業理念として挙げられるのが、5つの「しん」と言われるものであり、「心」「真」「診」「信」「深」の5つの漢字で表されます。
「心」……社名の由来である「再春館」とは、昔、肥後藩の八代目藩主、細川重賢公が開設した、医学校の名前から取られています。この再春館は、医学を志す者なら身分の区別なく、誰でも入学ができ、また分け隔てをすることなく、患者を受け入れたと言われています。
そして、明治3年に廃止をされるまでの約100年間、多くの医者を世に送り出し、貢献してきた実績と誇りをたたえて、その精神と学びの心を受け継ぎたいと、社名に取り入れられました。
また、人間の身体とは一つの小宇宙だという中国古来からの理念から、漢方の「天人合一」の発想をベースに、他の企業や商品をマネすることなく、我々は何を実現することが出来るだろうという、企業価値の心を信念としています。
「真」……二つ目の「しん」である「真」は、7つの要素から出来上がっています。
まず、人=自然と考える漢方の製薬会社故に、「真に自然に学ぶ」というコンセプトから、自然の景観や阿蘇の清らかな水との調和を考えた「再春館ヒルトップ」にて、製品作りをしています。
そんな製品作りも、「真にお客様の声を聞く」ということをモットーに、研究開発担当者のすぐ側にお客様満足質を設置し、頂いた声を元に商品開発が進められています。
また、天然由来の原料にもこだわり、誰がどこで、どのようにして育てたものなのか、細心の注意をはらいながら、真に良いものを使い続け、それらを機械任せにすることなく、人の手や目や鼻が持つ力を信じて、僅かな異常にも目を光らせています。
そんな製品を作り続けていくと、通常は製造ラインでも効率化を求めてしまいがちですが、スピードよりも品質を優先し、お客様へ販売した後も責任を持つため、お届けした品と同じものを、3年間大切に保管し、いつでも品質をチェックできる標本として保存されています。
それらのコンセプトを「真」に見て頂けるよう、見学に来られた方には「交流と公開の広場」というスペースが提供・公開され、製造方法や製品についても社員に直接質問出来るシステムになっています。


